いっちゃんの頑張り日記 〜第8章〜

  • 2012.12.31 Monday
  • 22:47
 
 いっちゃんの日記をご覧くださりありがとうございます。
新着日記は、下側の「小さな生き物」の後から綴っています。



*:・'゜☆ 体中が ガンだらけでも “だいじょうぶ” って言いたい ☆*・':*
  .+. .+.☆  ICHIが こうして 生きてくれている限り ☆.+  .+.



ミックスの三毛猫。生後20日の子猫の時からずっと一緒に暮らしています。
13歳までは病気知らずの健康優良児でしたが
2012年6月に悪性鼻腔内腫瘍と肺に大小様々な大きさの無数の腫瘍が
見つかり 「長くもっても余命半年の命。」と告げられました。
が!毎日がミラクルの連続で 2013年になった今も
朝の光のように柔らかくICHIらしい日々を送りながら生きています。
愛おしい幸齢猫の日々を綴ります。


ひとつ前の日記 「いっちゃんの頑張り日記 〜第7章」はこちらからどうぞ。



★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★

ホスピスケアー

1)生きることを尊重し、「死への過程」に敬意をはらう。
2)死を早めることも死を遅らせることもしない。
3)痛みやその他の不快な身体症状を緩和する。
4)精神的援助を行い、患者に死が訪れるまで、
   生きていることに意味を見いだせるようなケアを行う。


★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜★


大好きな人からのプレゼントです^^
「小さな生き物」



クリスマスなうちの子たちを とっても可愛く作ってくださいました^^

みんな みーんな にっこり笑顔になぁれ☆

たくさんの愛とシアワセが みなさまに降り注ぎますように・・・☆

☆∴.∴.∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴..∴.∴.∴.∴☆

   ICHIとの 日々のくらしと記録 〜第8章〜 

2014年1月からの日記は「いっちゃんの頑張り日記 〜第9章〜」で
コトバとオモイを紡いでいきます。(クリックで飛びます)



■2013年12月31日■

今日は、SAKUが光の国にお引越しして ちょうど1年。
去年の12月のブログにワタシは、「もう来年の今頃は、SAKUもICHIも
生きていないと思うから 今の時間を大切にしたい」と書いていました。

この1年は、ワタシにとって いろんな意味で深い1年でした。
自分なりに生老病死と向き合い、
それをひとつの流れとして受け止めながら
いろんな覚悟を重ねていく1年だったような気がするのです。

2013年のオワリ。
2014年のハジマリ。
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夢のようで
夢じゃない。

いっちゃんと一緒に
この日を迎えられるとは、思ってもいませんでした。


いっちゃんは、今朝も 失敗もせずちゃんと自分でチッコにいけるし、
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 「もおおー、おトイレ中なのに 見ないでよぅ」
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ごはんも美味しく食べています。
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 「んしょ、よいしょ♪ ぱくぱく ごっくん♪」
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 「今日も とっても美味しかでちよ。」
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それは、よかった、
・・・よかったね。いっちゃん。

ありがとね。ほんとに。


今日の日記が2013年最後の「いっちゃんの頑張り日記」となります。
たった1匹の「ガンに侵された老猫」のこんなひっそりこっそりした日記を
いつもご覧くださっているみなさま。そっと見守ってくださるみなさま。
本当にありがとうございました。

2014年。
また 「生きる」という課題に向き合いながら
いっちゃんと 仲良く
のほほん ぽよよんと日々を重ねていけたらいいなぁと思います。


〜心温かいみなさまへ
心からの感謝の気持ちをこめて〜


☆。.*・’




*苦手な方は、ここから先はご覧にならないでくださいね。
上のおトイレの画像から少し見えると思うのですが、
昨夜、意を決していっちゃんのほっぺのぷくりのあとを
お湯に浸した柔らかなガーゼで拭いてあげようと そっと触れてみたら
広範囲に毛ごとズルッと取れてしまいました。

どこに穴があいたのか、どのくらいのぷくりだったのか、それが
よくよくわかるような状態になりました。

見た目はどうしても痛々しいけれど、いっちゃん自身はすごく過ごしやすそうです。

ほっぺの毛が血膿で皮膚に張り付いて、痒いのか違和感があるのか 気持ち悪そうに
前足で何度もずっと こすっていました。
そして・・その「こする」という動作だけで いっちゃんはとても疲れた様子を見せていたから
不快感を少しでも取り除けたのなら、見た目がどうであれ それでいい。

そんなふうに 飼い主は思うのです。
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ほっぺのぷくりが無くなって、顔が右に引っ張られる感じもなくなり
お口を大きく開いて、普通に ごはんを食べられるようになりました。

昨日から、適正給餌量を自力で食べてくれている ミラクルいっちゃん。
いっちゃんの「生きる力」とその『姿勢』は、かかさんの誇りです。



■2013年12月30日■

ほっぺた ぽんぽこりんの いちごちゃん
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今朝、「おはよー」と挨拶しにベッドまで来てくれた時、いっちゃんに嬉しい変化がっ。

写真では、毛に覆われて ちょっとよくわからないかも。なのですが、
ほっぺのぷくりが外側にはじけていたのでしたっ
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完全にぺったんこになった訳ではなさそうなのですが、
半分くらいへこんで いっちゃんは、ずいぶんとラクになった様子です^^

ごはんも自力で い〜っぱい食べはじめてくれました。

 「いち ごはん 食べるじょ」
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 「うまうま」
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 「もっと もっと 食べるんだじょっ」

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ぷくりの原因はわからないけれど、たぶん、またすぐに膿が溜まってくるはずだから
なるべく、ほっぺに開いた穴を 長く開いたまま保持できるように
いっちゃんに無理の少ない方法をいろいろ考えてみたいと思います。

鼻のぷくりと同じように ほっぺのぷくりとも仲良く付き合って行けたらいいな。
ね、いっちゃん。



今日も だいすきだよ。
明日は きっと
もっと もっと だいすきになるよ。

優しさに包まれ 喜びに満ち溢れ
おだやかな 日々に

ありがとう。





■2013年12月28日■

昨日までで年内の本格的なお仕事は終了です。
今日からは、半分お仕事 半分おやすみ^^

1年の中で いっちゃんと一番長くいっしょにいれる連休です。
のほほん ぽよよんな日々のハジマリ。
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いっちゃんは、あれから少しずつ復活してきて
また自力でごはんを食べられるようになってきました。

これで何度目のミラクルなんだろね^^いっちゃん。
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前みたいにモリモリ食べる訳ではないけれど、生きることができる量は
きちんと自分で食べてくれています♪
なので、皮下点滴もステロイドも休止しました。

今日なんて、お久しぶりに 
ころんとした ちっちゃい可愛いウンチくんもちゃんと出たんですよ♪
はい!もちろん手助けなく いっちゃんだけの力でっ!
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すごいじょ。いっちゃん。

ほっぺのぷくりは、相変わらずなのだけど、
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ワタシ、ちょっと発見してしまいました。
それは、いっちゃんがぐーすかぴーと眠っているとき。
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いっちゃんのぷくり側の口角が 少し腫れていて
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ヨダレではない、黄色い膿みたいのが出てるんです。
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臭いもね、膿のような感じ。これは、腫瘍じゃないかな。
抗生剤の注射は効かなかったけれど、ほっぺの中は膿んでいるのかもしれません。
少しずつでも膿が出ていたら、ラクチンなのかな。

もうホントに ほっぺポンポンなので、
いっちゃんが 少しでも・・ほんのわずかであっても
楽に過ごすことができたらいいなぁと思います。


いちごいちえの いちごちゃん。

どの瞬間も 今の思いも
決して忘れずに
胸に抱いて歩いていこうね。

明日も また
いっちゃんの幸せそうな寝顔が
ワタシのとなりに
ありますように




■2013年12月25日■

つい先日までは、ワタシが見ていることを確認したら
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がんばって ひと口 ふた口・・・と食べてくれたけれど
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昨日・今日はほとんどごはんを食べられなくなってしまって
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またステロイドの飲み薬と皮下点滴を始めることにしました。
ほんの少しでも いっちゃんがラクに過ごしてもらえるように、
様子を見ながら、ゆっくり ゆっくりな歩みで。ね。


もう何度目か数え切れないけれど、
いっちゃんのお鼻は、またぷくりがぱちんとはじけました。
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お鼻は少し楽になったかもしれないけれど、

いっちゃんのほっぺは・・・ここ数日で更に
驚くほどに 急速にどんどん大きくなってきていて・・・・
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大きくなりすぎて、顔が全体的に
右に少し引っ張られている感じにも見えます。
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ほっぺも 鼻と同じようにぱちんとはじける種類のものだったら
少しは楽に過ごしてもらえそうに思うのですが、
頬に触れてみると カチカチで、
やっぱりこれは 血膿ではないんだろうなぁ・・と感じます。

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いっちゃん。
・・・もう無理しなくていい
がんばれ。なんて ぜったいに言わないからね。

いっちゃんは もうこれまでに 充分すぎるほど
がんばってきてるんだもん。

不安が積もるこんな1日でも 私たちにとっては
とっておきの特別な1日。

ね。いっちゃん。
誰もがきっと 生きてるだけで誰かに何かを贈っているのかもしれないね。

こんな状況でも 私は やっぱり
こうしていっちゃんのそばにいられることだけで
幸せで その幸福感はワタシを安らぎで包んでくれます。

昨日と同じ今日も幸せ。
今日と同じ明日が来る事も幸せ

本当は当たり前のことほど
大切で いつでも守ってくれていること
とても感謝しています。


時の流れは進んでいく
誰にも止められず どんどん進んでいく。

繰り返される 時の流れ

それは みんな平等に 
同じように流れていく。

そして・・いつの日か 今のこの時間が 在りし日の想い出になる

今日もそうっと いっちゃんの命に寄り添い、
体温に触れてみる。

そして、私は 
また想います。

この子の生きる道の介添えを・・ 
いっちゃんの旅立ちを
私は最後までしっかり支え続けたい。と。


いっちゃん。

今日の いのちに
ありがとね





■2013年12月23日■

本日のいっちゃんの記録です。
昨日より ゆるやかだけど・・・確実に下降気味に見えるいちごちゃん。
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いっちゃんのほっぺのぷくりも
今日。特に大きく感じます。

ぷくり自体はやっぱりすごく硬いのだけど、
まるでハムスターの頬袋みたいに膨らんでいて
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膨らんでいる側の頬の下側から
ダラリとよだれが垂れるようになってきました。

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ごはんを食べているとき、特によだれが多いような気がするなぁ・・。
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いっちゃんね。すごくおりこうさんに
苦手な「お口ぷきぷき」も、一生懸命がんばっております。
すごく・・・すごくね、頑張り屋さんなの。

横から見たいっちゃん。
ほっぺがお鼻よりずっと前に出ちゃっています。
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上から見たいっちゃん。
右の頬と左の頬と比較すると
やっぱり全然ちがうようになってきました。
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今日は、いつもよりも ごはんを食べる量が少ないです。
食器まで行ってそこに座って 食べようとする気はあるみたいなのだけど、
あまり食が進まない様子。
明日もう1日だけ様子を見てみて、あまり変わらなければ
ステロイドを飲ませてみようと思います。
皮下点滴も少しだけしたほうがいいかな。

毎日 少しずつ様子が ちがういっちゃん。
様子が変わるたびに 私も少しずつ気持ちに変化が起こるような気がする

私は私の「想いの道」を歩みつつ 
いっちゃんの生きる道にもそっと寄り添い続けたいなぁ・・と思っています。

いっちゃんの命の花
あと・・・何度咲かせることができるのかわからないけれど
限りあるからこその 「いのち」なんだ。
きっと。

花のように
光のように

まぶしい透明感の中
『今』という時を 共に 生きる。

これまで積み重ねた想い出も
喜びも 哀しみさえも

私たちふたりにしかわからない宝物でいっぱいだね、
いっちゃん。


■2013年12月22日■

いっちゃんのほっぺた。
向かって右側は「通常いっちゃんのほっぺ」
向かって左側は「ぷくりのほっぺ」です。
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向かって左側のお顔は、おめめもそうだけどちょっと右側よりも
全体的に腫れて大きくなってきました。
でも 今日も変わらず がんばってごはんを食べてくれています♪

いちご畑でころりん♪と まどろんでいるときも
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いつも 眼球を圧迫しているほうのおめめだけ
ちょっと開き気味になります。
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たぶん。いっちゃん的には、同じようにおめめを半分閉じている気でいるんだろうなぁ。

ね。いっちゃん。
今日も がんばってるね。
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そういって 私が そっと おててに触れると 
いっちゃんも「きゅうっ」と おててに力が入ります。
かわいいな


そうそう
先日 去年の6月頃の、こんな画像見つけました。
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SAKUのるんたった♪と いっちゃんです。

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・・・いち。不満そう。笑

そして この画像は 「・・・・えーーっと。・・・え? 誰?」と言いたくなるくらい
今のいっちゃんと全然ちがう様子のいちごさん。

なんだか オトナ顔?笑
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いっちゃんってこんな顔だったんだ・・・と飼い主もびっくり。

ほんの1年と数ヶ月前なだけなんですけどね、
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この頃のいっちゃんも もちろん可愛いけれど、
やっぱり 今のいっちゃんが ダントツ一番かわいいなぁと飼い主は思います^^
表情や感情の表し方もね、今のほうが豊かな気がするのです。

まっすぐ素直に甘えてくれるようになったのも、ここ1年くらいのこと。
やっと いっちゃんと本当の意味でわかりあえたかも!と感じるのです
だからここ最近は今まで以上に 尚更愛おしく 
日々、互いの想いが積み重なっていくように感じるのだと思います。

今日は、いっちゃんのエピソードを もういっちょ。
先日、ココちゃんのママさんにいただいた新潟のおかきをいただいていた時のこと。
シュタタタタタッー!!っと いっちゃんが飛んできました。

いっちゃんね。おかきとか マカロンとか ちょっとさくさくしたものを
私が食べているとすぐに飛んでくるのです。
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「食べるのだぁ!」のいっちゃんは、
首・・・90度の角度です。
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そいで いっちゃんてばね、諦めた私の手をがっちり持ち続けて

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爪を立てながらの ぎゅううううううっ。を
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最後まで絶対に離さないの。

本日も「食いしん坊バンザイッ」の いっちゃんなのでした♪



■2013年12月19日■

ね、ね。いっちゃんにそっくりな子がやってきたよ。
これ見て見て。
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がまぐちいっちゃんなのですよぅ。かわいいねぇ。

 「へぇ〜〜・・・」
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 「ふぅ〜〜ん・・・」
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 「・・・ほぉ〜〜〜」
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 「な。かかさん。
    こいつ ちょっと ぶすやなぁ。」
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 「これ。いちに似てるぅ?みなしゃん、どう思う〜?」
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 「・・・・いちは ぜんっぜん 納得できん。ぷんぷんっ

・・・・あは やっぱり似てる
最近、三毛猫グッズが増えてきた我が家。
ただ今 断捨離中で物を減らそうとしているのだけど
どうしても、可愛くて連れて帰ってきてしまうのですシンプルライフはほど遠い・・。


いっちゃんのほっぺのぷくりは、親指の第一関節くらいのサイズになり
ずいぶんと硬く大きくなってきたけれど、ごはんをちゃんと食べることが出来ています。
こうして、自力でごはんをおいしそうに食べてくれているだけですごく嬉しい飼い主です^^
食べれているだけで、OKだじょ。いっちゃん。

少し前にも書いたのですが
ちょうど去年の今頃、約1ヶ月間半ほど・・・いっちゃんは生死の境を彷徨っていました。
吐いてばかりで、一切何も食べなくなって、日に日にやせ細り衰弱していきました。
座っていてもフラついて、歩く姿も力がなく、ほとんど動かなくなっていました。
レントゲンを撮って、毎日点滴に通って、お薬を飲んで、注射をして  強制給餌をして
それでも、何をしても全然駄目で、私の頭の中に「絶望」という文字が浮かんでいました。

去年の今頃の私の手帳を見たら、
「院長先生にも野口せんせにも、『いちごは、このままでは非常に危険な状態』と伝えられ
『奇跡的に状態がわずかに好転したとしても もう以前と同じようは生活には戻れない、
自分でごはんを食べることはできないかもしれない。』そう教えてもらった。」って書いていました。

あれから1年。
いっちゃんが今のような生活を送れていること 今ふつうに自分でごはんを食べていること
もうそれは本当に「奇跡」という言葉以外 思い浮かびません。

せんせも 「あの時、もういっちゃんは駄目だと思ってた。」ってお話くださいます。
今でこそ笑って話せるけれど、当時は必死でした、私。 恥ずかしいほど 全く余裕ナシ。です。
介護中のSAKUもいて、お仕事もめいっぱいであの12月をどうやって過ごしていたのか、
記憶が鮮明ではない上に 自分の行動すらほとんど覚えていません。
去年の手帳の日記を見て、やっと理解する。という感じです。
それほどにもう毎日がいっぱいいっぱいだったのだと思います。

そんなへなちょこな飼い主をよそに
いっちゃんは、がんばった。
すごくすごく 頑張った。

そして いっちゃんは、奇跡的に復活し 再び 命をもらったんだ。
去年の12月に 2度目の命をもらった いっちゃん。
本当に 感謝だね。

余命を告げられてから1年と半年。
2度目の命をもらってから もう1年だよ。
いっちゃん。すごいね。

この1年は、いっちゃんと私にとって
共に過ごした16年近い中で 最も 濃く温かい時間。
1番愛おしさを感じた特別な年でした。


いろんなものに

いろんな人に 

心から
ありがとう。



■2013年12月14日■

 「かかさんが な。」
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 「お仕事と いちのことで ぎゅうぎゅう〜って 言い訳ばっかしで」
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 「いちの日記、さぼり気味やのん。」
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 「ほんま へなちょこ かかさんで ごめんやでぇ。」
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 ・・・・・・す、すみません〜

長いようであっという間の1日のお仕事が終わるとすぐに 
私はいっちゃんとベタベタいちゃいちゃして
・・・気付いたら、あっという間にものすごく時間が経ってしまっています。
もうね、「ええええええええ??!!!」って驚いちゃうくらい。ですよ。

いちと 一緒に過ごす時間があまりにも幸せすぎて
「すぐそばで触れる場所にいてくれる。」それだけで心が満たされてしまっている模様・・・。

いっちゃんは、ごはんをモリモリ食べて元気にしています。
ただ・・鼻のぷくりが、常にはじけている状態なのに、
見た目があまり小さくならなくなってきました。少ししかへこまないのです。
たぶん。いっちゃんのぷくりの中は、もう血膿というより 
腫瘍そのものが大きくなってきた。という感じなのかなぁ・・と思います。
右眼のまぶたのふくらみ(たぶん眼球)も少しずつ前に出てきました。
見た目は、だんだん変わってきたけれど、いっちゃん自身は痛みがそんなにないみたいで
ごはんも食べているし、自分で歩けるし もうそれだけで、よかったなぁと
飼い主は思うのです。

いっちゃん。
かかさんね。

決して苦しいだけの介護じゃない

何だかまだまだ頑張れそうな気がするんだよ。



■2013年12月10日■

今朝の 
いっちゃんとワタシ。 (厳密に言うと いっちゃんと 「ワタシの足」 笑)

 いっちゃんが、ぽよよんと気持ち良さそうに 
ワタシの足の上に座っているのが たまらなく可愛い♪

私は足に緊張感を持たせて、じっとじっと我慢の時間。
いっちゃんのためですもの、かかさんは微動だにしませんよぅ。

今日も変わらず 
どんないっちゃんのことも だいすきだよ。

 「きゃは♪ いちってば、愛されすぎちゃって たーいへーーん☆」


そ、そ。
かかさんは いっちゃんのこと 
愛しすぎちゃって たーいへーーん^^

ね、いっちゃん。
生きることを喜び
また今日を るるるん♪と楽しんでいこうね。



■2013年12月9日■

抗生剤のチックンを注射してもらって1週間が経つけれど、
右のほっぺのふくらみは、小さくなることはありませんでした。
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「歯髄炎で中が膿んでいる場合、抗生剤が効いて腫れが引くかも」ということに
ちょっと期待したのだけど、
腫れが引かない。ということは、この膨らみは腫瘍である可能性が高い。ということ。

でも私は悲観はしていません。
腫瘍なら「そうかぁ。腫瘍なのかぁ」と思いながら またこれまでと変わらず
いっちゃんといっしょに笑顔で大事な時間をあたたかく仲良く過ごすだけなのだから。
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本猫いっちゃんも、右のほっぺを特に痛がることもなく、気にする様子も全くなく
ごはんもびっくりするくらいモリモリ食べています。
チックンのおかげなのかな。 えらいね、いっちん。


今のまま ありのまま
ゆっくり ゆっくり だね。

うちの子たちは、なぜかみんな 
いつもお別れをゆっくりにしてくれるから
私は、すごくすごく うれしい。

これからまた私は
いっちゃんのために
美味しい三角ごはんを作ったり
いっちゃんに少しでも多く あたたかさを感じてもらったり
くつろいでもらえる場所になれるように

心をこめて
大切にしていけたらいいなぁと思っています。
当たり前に笑って一緒にいられることに
感謝しながら

ゆるやかに
ゆるやかに
歩いていけたらいいね、いっちゃん。

今日も だいすきだよ。



■2013年12月5日■

定休日の今日♪遠くの町から いっちゃんに逢いに来てくださった方がいました。
ドッグアロマせっけんのPeach Blossom*里見先生です♪

本日のいっちゃんは、終始ご機嫌さんで 元気な姿で机の角にコシコシするところを
はりきって、見せてくれてました。
もうひとつのお気に入り場所でコシコシするところはお披露目できなかったので、
今、ご紹介しちゃいます^^

いっちゃんのお気に入りは、ここ♪
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両側を 角っこに はさまれて
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至福のとき
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ほっぺを「むに〜〜」としたり
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くんくん匂いを確認したり
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むふ〜〜ん♪とぺったんこ☆したりしています。
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いつでも どこでも コシコシしていいんだよ。

いっちゃんは、好きなことを 好きなだけ 好きなようにしてもらえたらいい。
好きなこと たくさんの日々を のほほんぽよよんと 生きてね。

うれしいこと いっぱいの毎日。
想ってくれている人がいる。ってこの上なく 幸せなこと。
今日は、わんわんパトロール隊の樋口さんも来てくれました。

みなさまからの たくさんのお声かけ
たくさんの お気遣い
たくさんの思いやり

たくさんのパワーをありがとうございます。


●ここ数日のいっちゃんの病状●
12月3日の火曜日に 鼻のぷくりがパチンとはじけて、
再び、食欲が出てきた おりこうさんのミラクルいちご姫。

同じ日に野口せんせに抗生剤の注射をチックンしてもらいました。
ほっぺのふくらみが少しマシになるかなぁ。と願いをこめた 
2週間効果が持続する抗生剤です

ちょうど数日前に 頬が膨らんでいる方の右眼(白い部分が出ている方)の上側のまぶたにも
プニプニしたぷくりのような部分を発見し、せんせに触ってもらいました。
結果 たぶん血膿で満たされる鼻のぷくりとは違って、
鼻の奥の腫瘍が大きくなり 眼球を圧迫し始め、
まぶたから眼球が容易に触れるようになったのだと思う。と教えてもらいました。
これから、もっと眼が出てきてしまう可能性が高くて他の顔の部分も
次々に膨らんでくるかも。とお伝えいただきました。

鼻の奥の腫瘍が 中でどのくらいの大きさになっているのかは、
外からは全くわからないけれど、確実に大きくなっているんだと感じました。

鼻と脳を隔てる骨はものすごく薄くて、割と簡単に突き抜けてしまうようで・・・

仮にこの腫瘍が外側でなく内側に向かって大きくなり それが脳に達したら・・・
その時は、いっちゃんの命が終わるとき。

圧迫が外側に向かうと、今以上に顔のいろんなところが膨らんだり出血したりして
見た目が少し痛々しく映るかもしれません。
(それでも、内側に向かうより 外側に出てくるほうがずっといいのですけど・・・)

なので・・・そんないっちゃんの様子を見るのは怖くて辛い。という方は、
これからの この日記はご覧にならないでくださいね。

これは、いっちゃんの「命の記録」です。
これからも 私は いっちゃんの生きる姿をそのまま書くと思います。

いっちゃんと がんばれるところまで がんばります。

これから また いっちゃんと いっしょに
「今の命の役割」を のんびり ゆったり穏やかな時間の中で
果たしていこうと思います。

どんな状況でもきっと
それぞれの命の役割があります。

いっちゃんの 命の輝きを
ありのまま そのままのいっちゃんを
まっすぐに 心で受け止めていきます。



■2013年12月2日■

いっちゃんと過ごす夢のような12月が訪れてくれました

12月の記念すべき第1枚目のいっちゃんは、昨日にパチリしたいっちゃんです。s-009.jpg

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そして、本日12月2日のいっちゃん。
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11月29日くらいからまた急激に鼻のぷくりが大きくなってきて
頬のぷくりも変わらず、大きいです。
少し痛みがあるのか・・1〜2日前くらいから少しずつ食欲が落ち気味。
少し食べて、すぐに食べるのを止めちゃう感じ。
だけど新しいごはんを出すと、珍しがって口をつけてくれるので、
1日5回くらいいっちゃんに新しいごはんを出します。
ほとんど残しちゃうんだけど、少しでも栄養となる何かが
いっちゃんの口の中に入ったら それでいいのだ。

これが ちょうど ぷくりが少しふくらんできた
11月29日から30日のいっちゃん。右側のほっぺもぷくりと膨らんでいます。
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この日はね 鼻血がね、拭いても拭いても どうしても止まらなくて
触ることも嫌がるので、こんないっちゃんなのですが・・ごめんなさい。

いっちゃん。この日もがんばってごはんを食べていました。
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「やっぱり さんかくのてっぺんが いちばん すき。」のいっちゃん^^
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ごはん食べたら、おひさまいっぱい浴びて ねこぼっこタイムを満喫してくれました。
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いちご畑のいちご姫。
かわいいなぁ。


今年も私はいっちゃんの温もりで
本格的な冬が もう すぐそこまで来ていることを
知ります。

・・・当たり前のことほど たいせつなこと。

どんなちいさな幸せも
心で感じて ぎゅっと受け止めようね、いっちゃん。
 
いつも そばにいてくれて ありがとう



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日本犬雑種*せんちゃんの物語



**どうぶつかぞく**

☆優月(ゆづき)☆
2014年4月18日生まれ(推定)の
雑種の三毛の女の子。
趣味:咲桜のごはんを横取りすること。

*☆*:.。.*.。.:*
6匹兄妹の野良猫の子として生まれました。 いたずらっこの甘えん坊。 日々、いろんなものをせっせと破壊しながら毎日、元気に楽しく暮らしています。いつも「ゆっさん」と呼んでます♪鼻にちょこんとついた黒い柄がチャームポイント。 「にゃあ」ではなく「ノォォォー」となくツワモノです。


優月と家族になって


光の国の子たち



*せん*
2021年11月3日〜2023年2月1日
和犬雑種 推定年齢16歳〜17歳
県外の行政機関出身の高齢犬。
昔の名前は「ケン」
基本、細かいことは気にしない主義だけど、自分なりの強いこだわりもある頑固じいちゃん。 大きな手術をしたり、いろんなことを一緒に乗り越え、立派に
かっこよく光の国へ。
点と点を大切に繋げながら
優しい線を描いて見せてくれました。

『おかえり せんくん。』


*こんすけ*
2020年10月14日〜2021年6月11日
和犬雑種 推定推定年齢14.5〜17歳
県外の行政機関出身の高齢犬。
センター名は「虹吉くん」
その名の通り、やわらかく優しい七色の光に包み込まれ、しあわせの種を
ひとつひとつ大切に集めてながら
毎日を過ごしました。
一緒に過ごした時間は誰よりも短く
そのほとんどを闘病と通院に費やしたけれど、今も変わらず、私を守ってくれる
特別なお守りのような大切な存在です。 まだ上手く言葉に出来ないけれど
いつか文章にできたらいいな。

『はじめまして。こんすけです。』

『こんすけが虹吉くんだった頃』


まぁこ題.jpg
まぁこ
2019年6月6日〜2020年6月26日
和犬雑種 推定年齢 17歳
県外の行政機関出身の高齢犬
*収容先センター名「まぁこ」
少し大きめ中型和犬雑種の女の子。
穏やかで優しい日々の中で
次の一歩のためのエネルギーを
私に与えてくれました。

『ハジマリのまぁこちゃん』

『がんばり屋さんのまぁこちゃん』



☆咲桜(さお)☆
2002年3月10日生まれ
昔の名前は『サラ』
2014年11月9日 12歳8か月で家族に
2019年2月28日 天使のお迎え
享年 16歳11ヵ月18日
*:.。*.:*☆*
関東の動物病院の先生から
ご縁を頂き、保護&ケア後に
譲り受けました。
まるで優音が巡り合わせてくれたような優しい出会い。
過不足ない幸せな日々をくれた咲桜は、 すべてが柔らかくなっていく季節に
ほぼ17年の犬生を全うし
天使になりました。
ゆるく沢山がんばりました。
お空でもニコニコちゃんでいてね。


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さおちんとの宝物作り
 始めました。

UP
犬このごろ便り 9

犬このごろ便り 8

犬このごろ便り 7

犬このごろ便り 6

犬このごろ便り 5

犬このごろ便り 4

犬このごろ便り 3

犬このごろ便り 2

犬このごろ便り 1


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*SAKU(本名 さくら)*
テリアMIX?女の子。
お世話になっていた院長先生のご身内の方の諸事情により大切に譲り受けました。 推定年齢7歳で我が家に舞い降りた天使です。共に暮らした11年という時間の中で命を見つめることの意味や介護について身をもって私に伝えてくれました。 SAKUが教えてくれた温かいオモイを必ず「これから」に繋げていきます。

 2012.12/31
SAKUらしい花を咲かせながら
穏やかに ゆっくり のんびり
お空へと旅立ちました。
  
享年 17歳9ヶ月と28日 

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星のやくそく

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1月9日。オモイのカタチ

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 また次の春へ



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☆ICHI(本名 いちご)☆ 
積み重ねてきた16年間も 余命を告げられてからの約1年10ヶ月も、その全てが喜びと幸福と感謝に包まれた夢のような時間でした。いちごいちえのいちごちゃん。光の国でもひときわ輝く星でありますように。いっちゃんは私にとって永遠の愛おしい幸齢猫です。
 


2014.4/12   
桜の花びらがひらりゆらり   
  風に踊るやわらかな春の日   
SAKUたちの住む
光の国へお引越ししました。
  
享年 16歳2ヶ月と26日


クローバー心のそばに。クローバー
(2014.5/2)


*いっちゃんの頑張り日記は、死への記録ではなく「生」の記録です。いっちゃんの懸命に生きる姿を綴りました。きれいな所だけ切る取ることなんかできない、どれも大事で全部忘れることができない私たちを作ってきた想い出の欠片たちです

 いっちんの頑張り日記〜最終章〜
(2014.5/1)


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いっちんの頑張り日記〜第12章〜
いっちんの頑張り日記〜第11章〜
いっちんの頑張り日記〜第10章〜
いっちんの頑張り日記〜第9章〜
いっちんの頑張り日記〜第8章〜
いっちんの頑張り日記〜第7章〜
いっちんの頑張り日記〜第6章〜
いっちんの頑張り日記〜第5章〜
いっちんの頑張り日記〜第4章〜
いっちんの頑張り日記〜第3章〜
いっちんの頑張り日記〜第2章〜
いっちんの頑張り日記〜第1章〜


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☆優音(本名 ういん)☆
昔の名前は『ウェンディ』
ワイヤーフォックステリアの女の子。
当時9歳5ヶ月という年齢で多くの疾患を抱えたまま飼育放棄され 2007年8月9日に私たちと出会い、大切な家族となりました。
大きな心の傷・たくさんの病気に立ち向かい家族みんなで懸命に戦いました。
「いつもどんな時も笑顔でいること」の大切さを今も尚 毎日私に教えてくれる
愛おしい愛おしい我が子です。
 
優音は 2011.1/9
お空へと旅立ちました。
  
享年 12歳10ヶ月と6日 


優音への最後のプレゼント

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優しい音


 優音との約束


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